2024年 4月 30日 (火)

中国・上海線がビジネス客で好調 羽田の国際化に弾み

東京から成田へ行く時間で、ソウルや上海に着く

   羽田空港の優位性は、都心に近いこと。東京から成田へ行くまでの時間で、羽田であればソウルや上海に着いてしまう。「ヨーロッパやアメリカに行くのなら(成田でも)仕方がないが2、3時間で着いてしまうアジアは羽田のほうが絶対便利だ」という、利用者の声もある。「減便した香港便も羽田発であれば、もっと利用があったはず」という、JALの関係者もいるほどだ。

   羽田の国際化は、そこを本拠とするANAへのメリットも大きいが、JALにとっても追い風になる。2010年秋に第4滑走路が完成すれば、発着枠はいまの約1.4倍になるという。国内線と国際線と割り当ては決まっていないが、羽田の国際化に弾みをつけるのは確実だ。

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