2024年 4月 30日 (火)

ヤフーとイーベイ「相互乗り入れ」 国際オークションは割安なのか

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代金、運賃、税金を「代引き」で支払う仕組み

   具体的な「国際入札」の手順は、日本のユーザーが「セカイモン」を見て入札し、セカイモンはイーベイに対して英語で代理入札する、というもの。代金支払いも、日本のユーザーから同サイトを通じて行われる。一方、落札された商品の流れはというと、米国の出品者は「セカイモン」のロサンゼルスにある倉庫に対して商品を発送し、現地スタッフが輸出手続きを代行。米国ヤマト運輸が日本に向けて発送するのだという。商品を受け取るユーザーは「代引き」で商品の代金や運賃、税金などを円で支払う仕組みだ。

   ヤフーの広報室によると、このような国境・言語を越えたオークションは、イーベイで先例(米国-韓国など)があるといい、今回の「日米相互乗り入れ」の件数の見通しについては

「正直分かりませんが、それなりの数は見込めるのでは」

と話している。

   ちなみに、かかるコストだが、商品の代金・米国内の輸送費、関税などの他に、「国際配送料」(10キロ=62米ドル)や、「セカイモン」への手数料が商品代金の15%かかる。日本の消費者は「直輸入はお得」と思いがちだが、実際に試算してみることが重要になりそうだ。

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