「ふるさと納税」5万円以上 北九州市が地元特産品を贈呈
2008.02.15 18:56
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「ふるさと納税」の使い道を6つのメニューから選べる制度
別のアプローチをする自治体もある。
佐賀県では07年12月18日、「ふるさと納税」の使い道を「高校生のスポーツ活動を支援する」「県立図書館の児童書購入を支援する」など6つのメニューから選べる制度を発表した。そのほか、納税者に対して
「年に10日ほどしか一般公開されない庭園『九年庵』のペア優待入場券」
「佐賀県にまつわるトリビアなどを印刷したトイレットペーパー」
などの「お礼の品」のうち、ひとつが贈呈されるという。佐賀県の歳入戦略グループでは、
「色々と事前にアンケートをしたのですが、どうすれば『お礼の気持ち』を一番伝えられるか、ということになり、特産品などではなく、このような形に落ち着きました」
と話している。今後、全国の自治体は「争奪戦」に知恵をしぼることになりそうだ。