東京海上ホールディングスは2008年7月23日、米国の中堅損害保険グループ、フィラデルフィア・コンソリデーティッドを47億500万ドル(約4987億円)で完全子会社化すると発表した。フィラデルフィア社と同日、合意した。
東京海上グループは、海外保険事業の規模と収益の拡大を中長期の成長戦略に位置づけており、自力成長に加え、M&Aによる取り組みを強化している。すでにアジア、ブラジルの新興市場に進出、さらには08年3月に英国ロイズの「キルン社」を買収しており、今回の買収で欧米市場での保険事業にも布石を打ったことになる。国内市場が伸び悩んでいる中、「50兆円を擁する世界最大の保険市場で本格展開する」としている。
なお、フィラデルフィア社は1962年創業。ペンシルベニア州に本拠を置き、株式をナスダックに上場している。