10月も物価上昇、鉱工業指数は下落 実体経済さらに悪化

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   経済産業省や総務省が2008年11月28日に発表した10月の全国消費者物価指数や鉱工業生産指数などによると、実体経済の悪化がさらに強まっている。

   経産省発表の10月の鉱工業生産指数速報(CPI、2005年=100)は、前月比3.1%低下の102.3で、2か月ぶりに低下した。生産は低下傾向にあり、在庫率は上昇している。

   総務省の10月の消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、生鮮食品を除く総合指数は102.4となり、前年同月比1.9%上昇した。上昇は13か月連続。食料品や光熱費、水道代が上昇したものの、上昇率は4か月ぶりに2.0%を下回った。

   生鮮食品を含む総合指数は102.6で、同1.7%の上昇だった。

   また、総務省が発表した完全失業率(季節調整値)は3.7%となった。完全失業者数は255万人で、前年同月に比べて16万人、5.9%減少した。減少は7か月ぶりだが、総務省は「企業のリストラが厳しくなっており、就業者数は9か月連続して減少している。また、これから仕事をさがしに出る人も少なくなく、そういった人が非労働力人口に流れ込んでいて前年同月に比べて56万人も増えている(4406万人)。就労環境はよくない」としている。

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