2018年 5月 21日 (月)

「エステに行くお金はない」 20~30歳代が始める「ホームエステ」

印刷

   キレイになりたいけれど、エステに行くお金はない。そんな女性の注目を集めているのが、「ホームエステ」だ。本物のエステに行くには1回あたり数万円かかるうえ、通い続けなければ意味がない。それならば、エステ1回分のお金で、繰り返し使える美顔器を買おう、といのだ。

夜間専用タイプは、店によっては品切れ

美顔器とは思えない、ユニークな形で話題に。パナソニック「ナイトスチーマー ナノケア」
美顔器とは思えない、ユニークな形で話題に。パナソニック「ナイトスチーマー ナノケア」

   ホームエステとは、家庭用に市販されている美容器具や化粧品を使い、エステサロンで受けられるようなケアを自宅でするというもの。温かい蒸気を顔にあてて保湿する「スチーマー」や、微弱電流でイオン化した成分を肌の奥に浸透させる「イオン導入」といった「美顔器」が有名だ。家電量販店で購入することができ、「ホームエステ」や「セルフエステ」と掲げた売り場が設けられている。

   東京・渋谷にある「ヤマダ電機 LABI渋谷」で、ホームエステ商品を扱う売り場はこの秋から拡大した。ヤマダ電機広報担当者は、こう話す。

「一昔前は、美顔器というと中高年の女性が使うイメージがありましたが、最近は20~30歳代の女性に売れています。価格は3万円前後が中心で、初期投資はかかりますが何回でも使うことができ、一見、美顔器とは思えないような、かわいらしいデザインが増えたのも好評です」

   パナソニックは、2008年9月1日にイオンスチーマー「ナノケア」の新製品を発売した。温かいスチームと、肌を冷やすミストが出て、「ハリ・弾力」「クリア肌」「皮脂ケア」の3つのコースが選べる。また、今年から「アロマ機能」を新たにつけた。アロマオイルを専用皿に入れると、スチームを受けながらアロマが香るという仕組みで、癒し効果がある。

   このシリーズが発売されたのは04年だ。それ以降、毎年リニューアルを重ねている。初年度の出荷台数は15万台だったが、05年度20万台、06年度34万台、07年度38万台と年々増えている。08年度は40万台を見込んでいる。

   また08年11月に、寝ている間に肌を潤す「ナイトスチーマー」を発売した。夜間専用タイプは初めて。働く女性や主婦といった忙しい女性に売れていて、月産台数は1万台と見込んでいたが、広報担当者は「予想を上回り、2倍出ている。店によっては品切れしている」という。

「消費全体が落ち込んでいる中、スチーマー関連商品の08年11月の出荷台数は、前年同月比130%と伸びています。エステに使っていたお金が、ホームエステに流れているのではないでしょうか」
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中