2019年 9月 19日 (木)

郵政民営化担当大臣は誰? 麻生首相記憶力のお粗末

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   麻生内閣に対する支持率が、また大きく落ち込んだ。この背景にあるのは、「郵政民営化に反対だった」発言だと見られる。ただ、その後改めて「民営化したほうがいい、と最終的には思った」と軌道修正したものの、与党内からも批判があがっている。しかも、最近の国会答弁では「自分が担当大臣ではなかった」と強調。ところが、わずか5か月まえには、「私は郵政民営化を担当した大臣ですからね」と胸を張っていたことが発覚。またまた「発言のぶれ」が取りざたされることになりそうだ。

「郵政民営化担当大臣は、竹中さんだった」

   麻生首相は2009年2月5日の衆院予算委員会で、郵政民営化について

「小泉総理のもと、賛成じゃありませんでしたので…。内閣の一員として郵政民営化ということになって、最終的に賛成しましたが…」

と述べたほか、6日夜には、4分社化見直しについて

「利用している人の利便性、経営の効率性の二つを考える。当然のことだ」

と、前向きに検討すべきだとの考えを示した。

   この発言については、「郵政選挙」当時自民党の幹事長を務めていた武部勤・党改革実行本部長も「(発言は)不見識と言わざるを得ない」と不快感をあらわにするなど、党内にも不満の声が広がった。

   これの「ぶれ」が世論にも伝わったのか、この発言直後に行われた各社の世論調査の結果を見ると、支持率は大きく落ち込みを見せている。2月10日には、朝日・読売・共同・NHKの調査結果が明らかになったが、最高でも読売の19.7%で、最低が朝日の14%。いずれも「危険水域」と言われる「20%割れ」の状態だ。

   この状況を受けて、麻生首相は2月9日の予算委員会では

「最初は賛成ではなかった。しかし2年間にいろいろ勉強させていただいて、郵政民営化は経営のことを考えたら、十分に長期的なことを考えたら、民営化したほうがいい、というように最終的に思いました」

と、事実上の軌道修正を行い、「火消し」を図ったかのように見えた。この中でも、最近の答弁では、「自分は郵政民営化担当ではなかった」という点では、発言は一貫していた。

   例えば、2月5日には

「郵政民営化担当大臣ではなかった。忘れないでください。これだけは」

と述べ、「軌道修正」した2月9日にも、

「郵政民営化担当大臣は、竹中さんだったということだけは、ぜひ記憶に。妙なぬれ衣を着せられるのは、俺は甚だ面白くないから」

と、同様の発言をしている。

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