国債買い取り1兆8000億円に増額 「限界近い」と日銀総裁

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   日本銀行は2009年3月18日に開いた金融政策決定会合で、長期国債の買取額をこれまでの毎月1兆4000億円から1兆8000億円に増やすことを決めた。増額は08年12月以来で、3月から実施する。

   市場では政府の財政出動によって国債が増発されるため、金利上昇が懸念されている。これを抑えて、長期資金の供給を増やすことで市場の安定確保、景気の落ち込みを防ぐ狙いがある。日銀の白川方明総裁は、「今後の国債増発を念頭においているものはない」をしながらも、「(買取額は)かなり限界に近い」との認識を示した。

   なお、日銀は同日、政策金利は年0.1%の据え置きを決めた。また、景気については前回(2月19日)と同様に、「大幅に悪化しており、当面、悪化し続ける可能性が強い」との厳しい見方を示している。

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