朝日襲撃「実行犯」が新潮連載の手記を否定 文春や各紙報じる

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   朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年5月)など、週刊新潮の連載手記で一連の警察庁指定116号事件の「実行犯」を名乗っていた島村征憲氏(65)が、自らの手記を否定していると、2009年4月9日、同日発売の週刊文春(4月16日号)、同日付の新聞各紙が一斉に報じた。

   文春や各紙によると、島村氏は実行犯ではなく、事件は配下の「若い衆」2人にやらせたという。手記で詳細に表現されていた襲撃の様子についても、「現場に行ってない」ため「襲撃の場面なんて話していない」と主張し、犯行声明文の作成を依頼した事実も否定している。これに対し週刊新潮は、島村氏の証言内容は「インタビューを録音したテープによって証明することができる」としているという。

   週刊文春は「もはや手記の信憑性は、根本から崩れ落ちたと言わざるをえない」とし、毎日新聞も、「これからは(新潮が島村氏を)『信じた根拠』を公にする必要がある」、「『島村氏のテープがあるから真実だ』などの中途半端な言い訳では済まされない」と糾弾。週刊新潮編集部は手記掲載の経緯等について「4月16日発売号に記事を掲載します」としている。

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