2019年 8月 24日 (土)

続発する子どもたちの暴力 遊びがエスカレート?

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   学校内で爆竹を鳴らし、注意した教師に暴力を振るう。こんな中学生の無法ぶりが報じられるなど、子どもたちの暴力行為が増えてきている。これは悪意あるケースだが、最近は、遊んでいるうちに暴力にエスカレートするというのだ。

注意した教頭の胸ぐらをつかむ

「オレを取材するちゃ、100万年早えぞ!」

   福岡県田川郡内の町立中学校で2008年3月、2、3年生男子ら8人の暴力行為が話題になったことがあった。そのとき、生徒らは、こう叫んで、卒業式を取材中のテレビリポーターからマイクを奪い、大声で歌を歌い始めた。

   8人のうち2人は卒業式後、暴力行為の疑いで県警に逮捕された。たまり場の教室から荷物を片付けられたことに腹を立て、校長室で鉄パイプを振り回しながら湯飲みやロッカーを壊した疑いだ。

   その後、同校では、非行対策などのサポート教室を設置して、生徒らの適応指導に当たってきた。ところが、ここに来て、また生徒たちの問題行動が報じられている。

   新聞各紙によると、3年生男子が09年6月23日、校内で爆竹を鳴らし、注意した教頭の胸ぐらをつかんでもみ合いになった。ビニール袋の水を廊下にまき散らしたり、教師らに暴言を吐いたりもしていたといい、この生徒は7月3日から2週間の出席停止措置が取られた。また、別の3年生男子が6月、喫煙を注意した女性講師の胸ぐらをつかみ、1週間の自宅謹慎になっている。

   県教委でも、問題行動の続発に戸惑っている様子だ。教育相談室では、「だいぶ落ち着いてきていると報告を受けていましたが…」と話していた。

   子どもたちの暴力行為は、福岡に限らず、全国的に増えている。文科省の調査によると、中学生らの校内暴力は、「キレる」現象が問題になった90年代後半から増加。生徒間暴力では、07年度は、中学校では前年度より25%も延びて、全国で2万件近くに達している。これは、小学校の6倍、高校の3倍ある。低年齢化も進み、小学校では07年度に前年度より45%も増えている。

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