2018年 9月 20日 (木)

もう一人の自分へ変身の喜び 男性の「女装」が大ブーム

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   男性の女装がブームになっているのだそうだ。女装の手引き書が出版され、ネットに女装姿を誇らしげに披露する若い男性が増えた。「ミクシィ」の「女装」コミュニティ参加人数は10万人規模に達する。女装をコーディネートするサロンは予約1か月待ちという人気だ。

   男性の女装は有史以来様々なシーンで存在する。宗教的な行為、戦いで相手を欺くため、追っ手から身を隠すためなどだ。それが趣味の領域に入ったのは中世ヨーロッパの貴族社会からとも言われているが、もともとは家族に知られないように個人で楽しみ、たまに女装男性の集まりが開かれる程度の「タブー」視された趣味だった。

土日なら予約「1か月待ち」という女装サロン

   SNS「ミクシィ」の「女装」コミュニティを検索すると100以上がヒットし、参加人数は10万人規模になっている。最も参加人数の多い「女装が大好き」には2532人が登録。ここには女装メイク&フォトスタジオの紹介や、女装用品専門店、女装で出掛けられる全国BAR・スナックなどが掲載されている。自己紹介の欄には

「まだまだ始めたばかりの初心者で、ファッションもお化粧もお勉強中です」
「女性のファッションがすごく好きで女装に嵌っています。エロや男性には興味ありません」
「最近外出するようになったのですが、一人だとなにかと怖かったり大変だったり。一緒にお出かけできる純女(一般の女性)さん、女装娘(女装男性)さんご連絡ください」

などと書かれ、自身の女装した写真をアップしている。

   横浜市にある女装メイク&フォトスタジオ「アルテミス」は、予約しても平日なら2、3週間待ち、土日なら1か月待ちという人気だ。ここではメイクとファンションの指導から、外出の付き添い、お茶会の開催や、女装のための各種アイテムの販売を行っている。オーナーの美寿羽楓さんによれば、女装したい男性が目立って増えたのは3年ほど前から。テレビやネットで女装が扱われることが増え、「自分は変なのではないか」と思っていた男性が女装を「決断」するハードルが低くなった。昔も今もアダルト層の男性が多いものの、目立って増えているのが30代後半から40代。20代も増えているのだという。

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