2024年 3月 29日 (金)

田原・堀江が「生討論」 「ニコニコ動画」で小沢問題

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   東京地検による民主党・小沢一郎幹事長の事情聴取が行われた2010年1月23日、動画サイト「ニコニコ動画(9)」内「ニコニコ生放送」では、ジャーナリスト・田原総一朗氏の司会で「小沢幹事長と検察の説明責任」と題した討論番組が放送された。

   冒頭で田原氏に「検察の犠牲者」と紹介された元ライブドア社長の堀江貴文氏は、一貫して検察を批判。「小沢さんと僕は立場的にかぶる部分がある」として、「お金の流れや実態をやっているのは部下。全貌を100%(小沢氏が)分かるわけがない」と同情的。聴取などでは「絶対に石川容疑者と話に食い違いが出てくる。検察はそこをついてくるだろう」と主張した。

   民主党のつじ恵衆院議員も、「検察サイドの『小沢さんをやっつけたいという怨念』がある」と主張。水谷建設との「疑惑」に関しても「それに沿うような客観的な証拠も供述も出てこない。それで権力を使うのは間違っている」などと検察を批判した。

   ただ途中、田原氏に「もし小沢氏が起訴されたらどうするのか」と振られると、「幹事長職は辞職せざるを得ない」とし、「普通であれば、政党を離れるだろう」と言及する一幕もあった。

   これに対し、自民党・柴山昌彦衆院議員は「単純な事務的ミスではなく、複雑怪奇な資金管理をしており不自然。おかしな操作があったと考えるのが極めて自然だ」と主張した。

   元検事の郷原信郎弁護士は、「裏金疑惑を検察が立証できなければ、今回の捜査は大失敗といえるだろう」「(立件できるという)確証がなければ、現職国会議員の逮捕などできない」と話した。

   また、「小沢幹事長と検察の捜査、問題があるのはどっち?」という視聴者アンケートも同放送内で行われた。最終結果は、「小沢氏」との回答が64.9%で、「検察」とする回答は14.4%にとどまったが、「どちらも問題あり」も17.9%あった。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中