2020年 10月 31日 (土)

ツイッターつぶやきが意外な波紋 「貴乃花投票者だれか取材競争」

どうする老後2000万円問題!?保険で備える老後資金!

   「だれが貴乃花親方に入れたのか、これからヨーイドンの取材競争です」。朝日新聞がツイッター上でこうつぶやいたことに、異論が相次いでいる。取材活動で造反者が分かってしまい、無記名投票の意味がなくなるといった批判が多い。取材には真実を追求する役割があるが、どうなのか。

   朝日が「ヨーイドンの取材競争」宣言をしたのは、貴乃花親方が2010年2月1日に日本相撲協会の理事に当選した直後だった。

朝日「筆足らずの面があり、誤解を与えた」

波紋を呼んだ朝日のつぶやき
波紋を呼んだ朝日のつぶやき

   その1時間後には、同じツイッター上で、造反者に取材する意図とみられるつぶやきを更新した。「貴乃花親方に入れた人は何を期待しているのか。相撲界はこれからどうなるのか。明日の朝刊で、それを伝えられたらと思います」

   ところが、取材競争の宣言後、ネット上で異論が相次ぐ事態に。キッチュの愛称で知られる放送タレントの松尾貴史さん(49)は、ツイッター上で「何でそんなアホなことするんですか?やめるべきです」と発言し、それが100人に引用のリツイートされる反響を呼んでいる。

   松尾さんは、取材競争をすれば、何のための無記名投票か分からなくなると懸念を明かした。そして、結果として、相撲界の圧力に加担することになると批判している。

   こうした反響に慌てたのか、朝日は宣言から4時間後にツイッター上で釈明した。「筆足らずの面があり、誤解を与えた」と言いながらも、その真意を説明している。

   それによると、取材は「造反者捜し」が目的ではなく、なぜ貴乃花親方に入れたのかを造反者に聞くことで、相撲協会がどう変わるか分かるという。造反者の名前や動機を押さえることは取材の基本であり、そうしないと「ふわふわとした現実を前提に記事を書くことになります」と説明している。

   メディアはみな相撲協会の味方ではと批判されたことについては、そのことを否定したうえで、「味方かどうかは次元の違う問題」としている。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中