2018年 7月 20日 (金)

名士の集まりロータリークラブ 7月からネット専用会員がスタート

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   地域の名士の集まりで、世界的なボランティア団体、ロータリークラブ(RC)が新事業年度にあたる、2010年7月から「ネットRC」を正式スタートさせる。詳細は詰まっていないが、会員はテレビ会議などを使って週一回例会へ参加することになりそうだ。

   ロータリークラブ(RC)は全世界に3万3660クラブ、会員総数121万2690人に上る(10年2月末現在)。このうち、日本にあるRCは2302クラブ、会員数は9万1673人(10年3月末現在)になる。世界的にみても、インドやブラジル、韓国などと並んで多いほうだ。

1週間に1回の例会への出席が義務

   ロータリークラブは、地域の実業家や専門の職業人といった、いわゆる地域の名士の集まりで、「名誉職」のような意味合いもある。会則も厳しく、1週間に1回の例会への出席が義務づけられている。入会するにもメンバー2人の推薦が必要で、会社経営に携わっていることや同じ職業の人が偏らないように配慮し、そのうえで1か月の公示期間に異論がなければ、ようやく了承されるという。もちろん会費もあるから、けして楽な負担でない。

   世界の平和や貧困、医療や衛生管理、災害被害者の支援から、子どもたちのスポーツ振興や教育支援、障がい者支援と、その活動は幅広い。RCには「国際奉仕」や「社会奉仕」と同様に「職業奉仕」という考え方があって、「たとえば中小企業の経営者であれば、業績が苦しい中でも安易にクビを切らないこともRCの精神に則っています」(ロータリージャパン)。

   2010年7月には、「ネットRC」が解禁される。現在、日本には「ネットRC」はゼロ。欧米では試験的な「ネットRC」が20ほど存在する。

会員の若返りも期待

   世界中から会員が集まる「ネットRC」だが、会則は地域のRCと変わらないし、活動内容も同じだ。RCの会員は、原則1人1クラブしか加入できない。つまり、地域のRCに加入しながらネットクラブへの加入は認められない。参加は新メンバーということになりそうだ。

   ロータリージャパンによると、「実際のネットでの活動はこれからですし、考えている最中だと思います。ただ、今わかっていることは、会員はテレビ会議などを使って例会へ参加することです」と話す。ネットRCといえども、週1回必ず例会を開き、そこへの参加は義務なのだ。

   日本人の会員には、時機尚早と反対する人も少なくないという。「顔を見て話をしたい」という気持ちが強いからだ。

   しかし、「個人の奉仕活動は地域でも、企業内でもできますし、寄付活動など、会員としてやれることはあります。活動をネット例会できちんと報告させることもできます。世界的にはSkype(スカイプ)を取り入れているケースもあるようですし、遠距離通話や国際電話が料金を気にせずにできるのですから、例会でのディスカッションも可能でしょう」という。

   ネットという性格上若返りも期待できるとする。現在会員は50歳以上が多い。

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