2018年 12月 16日 (日)

iPad「もう飽きた」の声 「重たい」「使えない」と不満

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   国内での発売から1か月が過ぎた米アップルの多機能情報端末「アイパッド(iPad)」。各種メディアが大々的に取り上げ、発売日には買い求める人たちの長い行列ができるなど、ちょっとしたブームが起きた。だが、その後購入者からは、当初思い描いていた中身と違ったのか不満も出始めている。

   パソコン(PC)や携帯電話が普及し、「アイフォーン(iPhone)」のようなスマートフォンもシェアを高めている。アイパッドを買ったはいいが、使い道が定まらないうちに飽きてきたユーザーもいるようだ。

何に使えばいいのか分からない

電子書籍も今ひとつ十分でない
電子書籍も今ひとつ十分でない
「同僚の持ってきた奴触らせてもらったが予想以上に重かったなぁ 相当不評だったから翌日から一切もってこなくなった」
「買ってみた感想。文字入力が面倒。アプリに金がかかりすぎる。Flash使えない。付属品が高い」
「TVでipad持って子供つれてレシピ見ながら買い物ってやってたけど無理ありすぎる」

   「2ちゃんねる」には、アイパッドに対するこんな「嘆き節」が書き込まれている。発売後わずか1か月あまりで、「飽きた」というメッセージだ。

   不満で多かったのは、その重量だ。Wi-Fi+3Gモデルは730グラム。電車で立っているとき、つり革につかまりながら片手でアイパッドというのは少々つらい。結局携帯電話で十分ではないか、というのだ。

   アイパッドの目玉とされた「電子書籍」も、現段階では十分とは言えない。米国では、「iBooks」というアプリケーションを使って、さまざまな書籍を購入できる。日本版にも同じアプリをインストールできるのだが、現状で入手できる書籍は極めて限定されており、しかも英語の無料本ばかりでは使い勝手が悪すぎる。一方で、新聞や雑誌の電子版を提供するサービスは複数出てきたが、それぞれ別のアプリをダウンロードしてはユーザー登録をしなければならない。電子書籍となると、作家や作品ごとに個別のアプリを提供している状態だ。思いついたときに欲しい本をすぐ手に入れられるとは、とても言えない。

PCになじまない人にこそ普及の余地

   「実際どういう場面で使うのかイマイチ実感できない」と、アイパッドをもてあまし気味のユーザーがいる半面、自分に便利に使えればいいという人、あるいは「色々やろうと思わない人が何となくいじるにはいい端末」と、マイペースで使えば満足という声もネットにはある。

   アスキー総合研究所所長・遠藤諭氏は、肯定的な見通しを持っているという。アイパッドの主要な購入者層は30~40代の男性。遠藤氏によると、「おじさん世代」は自分で使うだけでなく、家に帰ると子どもたちがゲームを楽しもうとアイパッドを「とりあう」という話もあるようだ。

   PCとの比較で語られがちなアイパッドだが、遠藤氏は「さまざまな場所や環境で、『ツイッター』などのネットサービスを積極的に使う人には便利ではないか」と話す。いちいちブラウザで特定のウェブサイトを巡らなくても、アプリごとに簡単に個別のネットサービスにアクセスできるのは楽だ。PCのように面倒な設定も必要ないので、むしろPCになじまない高齢者や、携帯電話だけでネットにアクセスする人たちには便利に感じられるはず。今後、学校で「電子教科書」が普及すれば、その端末にもなり得るだろう。

   ヨドバシカメラマルチメディアAkibaに聞くと、iPadは今も予約販売の状態で、入荷まで1、2週間かかるという。7月に入っても安定的に予約は入ってくるが、それでも発売直後に比べれば大分落ち着いたようだ。熱狂的なブームは収まった感はあり、新しいもの好きな「アーリーアダプター」の中で既に「アイパッド飽きた」という人が出てきたとしても不思議はない。次の段階としては、まだ普及していない子どもや高齢者といった層に受け入れられるかが、本格的な定着のカギとなるだろう。

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