2018年 5月 22日 (火)

金賢姫を鳩山別荘で大歓待 「テロリストを特別扱い」と反発

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   金賢姫元北朝鮮工作員(48)を鳩山前首相の別荘に招くなど政府が歓待していることに対し、韓国メディアなどから反発の声が出ている。警備上の理由もあるというが、そんなにしてまで拉致の有力情報が取れるものなのか。

   まさに、至れり尽くせりの初来日だ。

「被害者家族に料理を披露するキッチンが必要」

   大韓航空機爆破事件の死刑囚だった金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員。それが、政府の特別チャーター機で2010年7月20日に羽田に降り立ち、そのまま政府の車で、軽井沢にある鳩山前首相の別荘へ。しかも、入管難民法の特例として死刑確定者の入国が許可され、日本の偽造パスポートを使っていた事件も特別におとがめなしというのだ。

   こんなVIP待遇になったのは、金元工作員が09年5月、拉致された横田めぐみさんに会ったことがあり、両親に直接伝えたいと明かしたことがある。これに対し、政権交代後の9月に、当時の鳩山首相が被害者家族に来日働きかけを約束して、韓国と交渉を進めてきた。

   特に論議になったのが、滞在場所をなぜ鳩山前首相の別荘に選んだかだ。

   中井洽拉致担当相は、10年7月20日の閣議後会見で、この点について釈明。金元工作員が静かな環境を望んだことや、被害者から習った料理をその家族に披露するキッチンが必要なこと、さらに、夏休み中のホテルに迷惑をかけられないことなどを挙げた。

   韓国メディアでは、こうした政府の対応に苦言を呈している。

   金元工作員の待遇について、「破格の対応」「国賓級」などと皮肉ったうえ、スポニチによると、韓国人記者は、テロリストを特別扱いしすぎだと批判している。

   3大紙の1つの中央日報は、日本の消息筋の話として、日本政府から金元工作員に対価として2、3000万円が支払われたと報じた。事実関係は分からないが、チャーター機に数千万円を使うなど総額1億円を使ったとの一部報道も引用している。

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