2019年 2月 20日 (水)

口蹄疫被害額5年で計2350億円 宮崎県本格復興への長い道のり

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   宮崎県で猛威を振るった家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)は、県が「非常事態宣言」を2010年7月末に解除したことで、地元に安心感が広がり、県民生活にも活気が戻りつつある。8月9日まで実施した県の牛や豚全頭の清浄性確認調査でも異常は見つからず、27日に「終息宣言」が出るのは確実だ。

   非常事態宣言解除を受け、旅行各社が宮崎ツアーを大々的に売り出すなど、支援の動きも加速、復興に向けた取り組みが動き出した。

宮崎市が緊急の観光キャンペーン始める

   宮崎県の被害義援金呼びかけに対し、8月9日現在で、全国から総額30億5750万円が寄せられているという。口蹄疫対策を含む県の財源になる「ふるさと納税」の2010年分も3日現在、1億2535万円と昨年の30倍以上に跳ね上がっていてる。

   著名人の動きも活発で、宮崎市在住のプロゴルファー、横峯さくらさんが、5月の試合の獲得賞金1200万円を寄付し、ゴルフの大会で募金も呼びかけるなどしているほか、宮崎県日向市出身のバレエダンサー、西島千博さんは義援金300万円を寄付。宮崎で毎年春にキャンプをするプロ野球の巨人も「がんばれ宮崎」として、東京ドームに募金箱を設置したり、野球用具などをインターネットオークションに出品して収益を寄付するなどしている。

   こうした動きに呼応するように、地元も本格的に復興に動き始めた。宮崎市は10日、緊急の観光キャンペーンを始めた。口蹄疫の影響で市の観光客は激減、4月末から1カ月間で計1万3000人余りが宿泊をキャ ンセルしたという。キャンペーンはこうした苦境を打開し、宮崎の基幹産業の一つである観光業の回復を図ろうという試みだ。

   対象の施設に宿泊すると、5000円以上の宿泊者に3000円分の「みやざき元気券」などをプレゼント。元気券は市内の飲食店やタクシー利用の際などに使うことができる。市は新たなマスコットキャラクター「ミッシちゃん」も作製し、観光客の呼び込みに力を入れる。

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