2024年 5月 6日 (月)

「自分で作って食べたい」 中高年に「市民農園」ブーム

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

屋上でトマト、ナス、キュウリ、枝豆

   都内で話題になっているのは「屋上菜園」だ。JR恵比寿駅の駅ビル「アトレ恵比寿」の屋上に貸菜園「ソラドファーム」が09年9月にオープンした。近くに住む若い夫婦や、リタイヤした中高年などが利用していて、2010年度は約40人にのぼる。運営するジェイアール東日本ビルディングの広報担当者は、「土にさわりたいという都会の人が増え、土いじりがブームになっている。応募倍率は2倍だった」と話している。

   屋上菜園とはいえ、季節に応じた野菜、ハーブ、果物が栽培できる。春夏はトマト、ナス、キュウリ、小型のスイカ、枝豆などが獲れるそうだ。秋冬はチンゲンサイ、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどを栽培する。

   年間利用料は5平方メートルが11万7000円、3平方メートルのが9万3000円。料金には苗、種、肥料と、菜園道具、支柱、紐、ネットなどの補助資材の貸出しが含まれている。オプションで、スタッフが水やり、除草、虫チェックなどを代行する「栽培お助けサービス」もある。2011年度会員は1月から募集する予定だ。

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