2018年 7月 19日 (木)

猛暑で新米の品質劣化、1等米大幅に減る

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   2010年産の新米は猛暑の影響で品質が良くないことが、農林水産省の検査でわかった。農水省によると、9月30日現在の水稲うるち米で、色や形が整った「1等」米の比率は64.4%となり、09年産の新米に比べて18.6ポイント低下した。

   7~9月にかけての猛暑の影響でコメの生育が不十分だったことが原因。高温が続くと、コメが白く濁ったり、生育不足で粒が小さくなったりする。2等米は前年度比17.5ポイント増の32.8%、3等米は同0.7ポイント増の2.0%だった。

   水稲の作柄に関する委員会の意見(9月15日現在の調査以降にみた作柄への影響)でも、「高温による粒の充実不足や白未熟粒、胴割米、カメムシ類による斑点米の発生に伴う品質低下が懸念される」と指摘されていた。

   1等米の比率は、新潟県をはじめ、宮城県、山形県、秋田県など30府県で前年よりも10ポイント以上低下。比率が上昇したのは、沖縄県と大分県だけだった。

   なお、農水省は、色や形を基準に新米を、1等、2等、3等、規格外に分類していて、等級によって農協が農家から買い取る価格が決まる。品質低下が農家の収入、小売価格にも影響を及ぼしそうだ。

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