2024年 4月 27日 (土)

大人のための気軽な「自習室」 オフィス外でも「お仕事、お勉強」

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残業抱えるビジネスパーソンが利用?

   中央区銀座という一等地にも「自習室」はある。「ベンチャーデスク銀座」は、ビル賃貸業を営むオーナーが自己所有するビルを「提供」している。月ぎめ会員制で、利用料は月額2万5000円、4万円、6万円の3コース。固定電話やインターネットを無料で使えるほか、財務や登記の仕方、ホームページの作成の相談にも応じるなど、ビジネスパーソンの多様なニーズに対応できるようにしている。

   横浜駅西口にある「プラスルーム横浜」は、女性専用スペースを設置した有料自習室。「女性専用」も増えていて、「ルシール」は代官山や恵比寿、神保町に店を構えている。

   新宿駅と・代々木駅に近い「自習室クレスト」は、予備校の「医学部受験のクレスト」が運営。月ぎめ会員制で、24時間利用できるのが「売り」だ。

   三田にある「自習室ビズトレ」は、月ぎめコースもあるが1時間300円の時間貸しもしている。パソコンやネットは使い放題。学習教材を用意していて、勉強のための「自習室」。IT関係の資格取得をめざす社会人の利用が多いそうだ。

   ビジネスパーソンが利用できる有料自習室は最近増えてきており、東京都心部に50か店以上あるとされる。増加の背景には、設備投資が少なくて済むことや遊休不動産の活用という側面や、一方で、職場で残業できなくなったビジネスパーソンが仕事を抱えて「自習室」を探し歩くことが増えたといった事情もあるようだ。

   ネットで事前に空き室情報が確認できる自習室もあり、どこも7割程度が埋まっているような状況だ。

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