2019年 9月 23日 (月)

「尖閣事故で海保職員死亡」説 なかなか消えない本当の理由

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海保長官「そのような事実はございません」

   石原発言については10月29日、衆院法務委員会で、自民党の稲田朋美議員が取り上げ質問している。鈴木久泰・海上保安庁長官は「そのような事実はございません」と答えた。さらに今回の事件の中国船船長の逮捕容疑が、船をぶつけてきた公務執行妨害だったと指摘し、海に突き落とされたりモリで突かれたり、ということが本当にあれば「逮捕容疑に加えるはずですので」と続けた。

   あらためて、海上保安庁の政策評価広報室に中国漁船衝突事件について聞いてみた。「海保職員が海に投げ出されたことも、モリに突かれたことも、職員が死亡した、ということも、いずれもありません」と完全否定だった。

   沖縄の石垣海上保安部の広報担当者にもきくと、同じ完全否定の答えが返ってきた。「箝口令が敷かれている、との声もある」と質問すると、「いやあ、狭いところなので、(職員死亡などが)事実ならすぐに知れ渡ってしまうと思います」とのことだった。

   一方、関係者から映像などに関する話も聞いているという石垣市の仲間均市議によると、「海への転落、モリで突かれる、職員の死亡、これはいずれも本当ではありません」という。しかし、「中国船を停船させた後、海保職員が棒で叩かれるなどの抵抗を受けた場面が映っているはずだが、この場面はネット流出映像にも出ていない」と話す。仲間市議は、「中国側が抵抗する場面も含め、広く国民に公開するべきだ」と訴えている。

   国会では11月8日、衆院予算委所属の全国会議員に対し、6分50秒に編集された衝突映像が改めて公開された。ネットに流出した「尖閣映像」は計約44分間で、「元の映像」は2時間超あるとみられている。

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