2019年 10月 15日 (火)

米国冬商戦で3Dテレビ「惨敗」 日本でも主役はスマートフォン

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   3D(3次元)テレビが伸び悩んでいる。2010年初めには「3D元年」とうたわれ、国内メーカーは続々と製品開発に乗り出したものの、製品が高額な一方で3Dを楽しめるテレビ番組が少ないことに加えて、視聴の際に専用メガネが必要なことも足を引っ張っている。

   米国では、クリスマス商戦で3Dテレビ販売が「惨敗した」と報じられたほど。国内でも年末商戦の主役はスマートフォンに奪われた格好だ。

米国では4割、5割引で「在庫処分」

本格普及には時間がかかりそう
本格普及には時間がかかりそう
「2010年の3Dテレビの市場は、当初予測したより成長率が低いと見られる」

   調査会社のディスプレイサーチは2010年10月12日、このようなリポートを発表した。近い将来に市場は大きく拡大すると予想するが、2010年の3Dテレビの出荷台数予測は、全薄型テレビの2%にとどまるとしている。

   一方、日本市場についても、ソニーの吉岡浩副社長が12月20日、記者発表の席で「3Dテレビは10月までは思ったほど伸びなかった」と発言。11月以降の販売の上昇を強調したが、通期計画には届かないと考えているようだ。

   米国では、11月下旬の感謝祭以降の「クリスマス商戦」で、3Dテレビが不振だと伝えられた。米ウォールストリートジャーナルの12月20日のビデオリポートによると、セールの終盤にあたるこの時期には、2010年初頭と比べて価格が4~5割安の商品が出るなど「投げ売り状態」。発売当初からメーカーが期待をかけすぎた半面、消費者が「3000ドルも出す価値があるのか」と買い控えに走ったことで売れ行きが低迷、そのため、在庫処分に走って大幅値下げにつながったとも見られる。リポートしたマルセロ・プリンス記者は、「まだ待ったほうがいい。クリスマス以降、価格はもっと下がる」と断言した。

   価格面では、国内でも下落傾向だ。調査会社BCNが11月に発表した、2010年4~10月の3Dテレビ平均単価を見ると、10月は19万1200円と初めて20万円を割った。とは言え、通常の薄型テレビも同様に値下がりしているため、両者を比較するとまだまだ割高感が残っているのが現状だ。

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