2019年 12月 14日 (土)

阿久根市実は壁画の街 観光活性化策に異論も 

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   鹿児島県阿久根市が消防署や小学校などで取り組んでいる壁画事業が、ネット上で取り上げられ、波紋を呼んでいる。アニメキャラなどのパロディー風作品に異論も出ているが、市側は「地元では、大多数の人が喜んでくれている」と話している。

   車庫の壁面いっぱいに描かれた消防車。その前になぜか、ピカチュウや招き猫、それに「北方のモナリザ」とも呼ばれるフェルメール作品などのパロディー風キャラが並んで描かれている。

ブロガーが大量の写真など紹介で波紋

消防署のパロディー壁画(阿久根市提供)
消防署のパロディー壁画(阿久根市提供)

   これは、阿久根市の阿久根消防署にあるウォールアートだ。同市の水産商工観光課によると、リコール成立で出直し市長選に出馬表明した竹原信一氏(51)が市長時代に発案した。「アートの街あくね」で市の活性化を図ろうと考え、スプレーなどを使ったシャッターアートで知られる神奈川県藤沢市在住の清田定男氏(71)に制作を依頼した。

   ウォールアートは、消防署以外も、市役所や小学校、図書館、防波堤に施されている。人物や風景のほか、防波堤には、ディズニーキャラらしきものも描かれていた。この街作り事業は、議会と対立していた竹原前市長が2010年7月、業務委託料約500万円の予算案を、議決を経ずに専決処分した。

   もともとは、シャッター通りと呼ばれた商店街の活性化として、シャッターアートを65か所で取り組んだのがきっかけだった。こちらも清田氏がすべて手がけており、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」表紙写真を描き、それに小学生の姿を付け加えた作品などが各商店のシャッターに描かれている。シャッターアートの方は、専決処分ではなく、09年9月に市議会で補助金約400万円の予算案が可決されている。

   こうした市のアート事業は、マスコミに全国報道はされなかった。しかし、市の関係者とみられるブロガーが11年1月5日、大量の写真とともに、当時消防署署長や小学校校長らから異論があったことを紹介すると、ネット上でその是非を巡って論議を呼んでいる。

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