2011年4月29日、ウィリアム英王子とキャサリン(愛称ケイト)・ミドルトンさんの挙式が行われた。キャサリンさんが着るウエディングドレスは当日までどのようなものか明かされず注目が集まっていた。大勢の観衆の前に現れたキャサリンさんが着ていたのは、肩から腕、胸元をレース素材で仕立てたシンプルなデザインのドレスだった。細身の形で「キャサリンさんのスレンダーな体型を引き立てていた」との評価もあった。挙式は動画サイトでも「中継」挙式の様子は動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」やNHKBS1で中継され、日本でも見ることができた。視聴していたインターネットユーザーらは「あのドレスおいくらかしら」「誰がデザインしてんだろーなー」と書き込み、ドレスの価格やデザイナーに興味津々の様子だった。ドレスをデザインしたのは、英ブランド「アレキサンダー・マックイーン」のクリエーティブディレクターであるサラ・バートン氏。同ブランドは高級ブランドとして知られる。公式サイトを見てみると、リニューアル中で、トップページ以外は見ることができなかった。同ブランドを扱っている日本の通販サイトをみると、ニットカーディガン10万8000円、レザーパンツ15万8000円など、10万円から20万円程度の商品が多いようだ。結婚式用のドレスは見つからなかった。キャサリンさんのドレスの値段を報じるメディアは、日英大手紙をみる限りまだ見当たらないようだ。4月30日放送の情報番組「ズームイン!!サタデー」(日本テレビ系)では、ファッションデザイナーの渡辺弘二氏が、「シンプルで美しい『プリンセスライン』。かわいらしいというよりはセンスがいい」とドレスについて評していた。また、ツイッターでは、キャサリンさんのドレスについて、「私も着てみたい」「上品でステキ」など概ね好意的な反応が多かった。やはり値段が気になる人も少なくないようで、「高いんだろうな~」などとつぶやいていた。
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