2024年 4月 30日 (火)

対巨人クリーンナップ本塁打3連発 阪神「優勝伝説」再来なるか

   阪神にとって2011年5月3日の巨人戦(東京ドーム)は今シーズンを象徴する日になるかもしれない。3連続ホームランなど、ちょっとした記録ずくめだった。勝負の世界では、振り返ったときに、必ずキーポイントになっている出来事がある。

ライバル巨人の前で3つのグッドニュース

   この日は憲法記念日。東京ドームは4万5000人を超える観客で埋まった。阪神は大観衆の前で派手な記録を次々とやってのけた。

   第1は「兄貴」こと金本知憲の今季1号ホームラン。この一打は43歳1か月の年齢で放ったもので、セ・リーグ最年長ホームランとなった。これまでは現中日監督の落合博満が巨人時代にマークした42歳8か月。15年ぶりの更新だった。ちなみに日本プロ野球記録は45歳5か月(東映・岩本義行)。

   続いて3連続ホームラン。鳥谷敬、新井貴浩、クレイグ・ブラゼルが右に左にかっ飛ばしたもので、プロ野球ならではの醍醐味たっぷりのシーンだった。年に1、2度あるかないかの出来事だ。阪神では2010年8月の広島戦に次ぐ通算9度目で、ホームランはチームが勢いに乗る最高の特効薬である。

   第3は先発したサウスポー能見篤史の対巨人戦8連勝だ。これは梶岡忠義、小林繁に次ぐ球団史上3人目だった。前2人はともにタイトルホルダー。能見にもチャンス到来といえよう。

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