2018年 7月 20日 (金)

ホーキング博士「天国も来世も存在しない」 クリスチャンには納得がいかない?

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   「車いすの宇宙物理学者」として知られるスティーブン・ホーキング博士(69)が、英紙インタビューで「天国も来世も存在しない」と答えたニュースが話題となっている。日本語でも報じられ、インターネット上で多数のコメントが寄せられている。宇宙物理学者の中には、ホーキング博士に反論する人物もいる。

   ホーキング博士のインタビューを報じたのは、英ガーディアン紙だ。ネットでは2011年5月15日夜(現地時間)に配信された。

「脳は、壊れれば動かなくなるコンピューター」

   記事によると、天国の話題が出たのは、次のようなやりとりの箇所だ。記者は、ホーキング博士が健康不安のため2009年に入院したことを指摘した上で、「死に関して何を恐れるか」と質問した。博士は、「死は恐れていないが、死に急いでもいない」などと答えた後、脳に関する自身の考えを述べた。

   「脳は、諸部品が壊れれば動かなくなるコンピューターのようなものだと考えている」。そして、「壊れたコンピューターにとっては、天国も来世もない。それは闇を恐れる人々のおとぎ(架空の)話だ」と続けた。

   記事は、5月18日15時すぎ(日本時間)の段階でも、ガーディアンサイトの科学部門アクセスランキング1位で、コメント数は2700件を超えていた。コメント欄では「科学者はとても悪い哲学者になる」「私はパソコンじゃない」といった間接的なホーキング博士批判が多数見受けられた。

   また、「科学と信仰の統合」をうたう米「リーズンズ・トゥ・ビリーブ」という団体のサイトをみると、5人の「ドクター」らが名を連ねている。サイトには「音声ニュース」があり、ホーキング博士の今回の発言や「宇宙創造には神の手は必要としない」とした博士の以前の著書について、対話式で批判を展開している。

   英紙などによると、宇宙(天体)物理学者で同団体に所属するジェフェリー・ズェーリンク博士は、ホーキング博士の見解について、「根本的な欠陥は、神は人格をもたず、一方我々人類は人格をもっていると考えていることだ」「なぜ非人格的なものが、人格というより優れたものを作り出すことができるのか」と主張している。

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