「静岡茶」フランスで規制値超える放射性セシウム検出

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   フランスに輸出された静岡県産の緑茶から、欧州連合(EU)が定める放射性物質の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことが、2011年6月18日までに分かった。

   EUでは規制値を「1キロあたり500ベクレル」としているが、今回フランス・パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で検査を受けた乾燥茶葉からは、同1038ベクレルが検出された。輸送された162キロはすべて廃棄処分となる見込みだ。

   静岡県の川勝平太知事はこれを受けて、詳細の調査を急ぐ考えを示す一方で「飲用茶にすれば10ベクレル程度になり、飲んでも問題ない」と話し、これまでの立場を繰り返した。

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