首都圏で放射線測定ネットワーク広がる 1700人が自主参加

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「うちの近所を測って!」サイトも

   比較的安価な測定器も登場した。エステーが10月20日に出荷を開始する、「エアカウンター」だ。希望小売価格は9800円。安さの秘密は、検知部によく使われる「ガイガー=ミュラー管」ではなく半導体センサーを採用し、量産を容易にしたことだという。

「価格は安いですが、精度については従来品と違いはありません。その代わり、最大測定時間が約5分とやや計測に時間がかかりますが、一般家庭での使用には問題ありません」

   個人の測定器所有が広がりを見せる中、6月にスタートしたSNS「測ってガイガー!」は、その情報を共有するためのサービスだ。このサイトの特徴は、測定器を持っていない人でも「ここを測ってほしい」とリクエストを出すことができること。それに測定器を所有する有志(測定メンバー)が応える形で、地点ごとの線量情報を集積・共有していくことを目指す。

   現在参加するユーザーはおよそ6800人。このうち測定メンバーは1700人あまりだ。投稿されている線量情報は、1万8000か所に上る。運営するゴーゴーラボの小川智史さんによれば、

「『素人』の線量測定をバカにする人もいますが、複数の人が同じ地点を調査することなどで、情報の精度を上げることができると考えています。また測定者が使用している機器を見ると、比較的高価なシンチレーション式の機器などを利用している人も少なくありません」

という。

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