2018年 9月 21日 (金)

読売新聞が夕刊で「広告のない新聞」 「震災直後」をイメージ

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   あれっ、この新聞、どうなってるの?――読売新聞は2011年10月20日の夕刊読売新聞で「広告のない新聞」を発行した。東京本社版の夕刊で、1面から16面のテレビ面まで、本来、広告が入るはずのスペースが「ほぼ白紙」となっている。

   製作途中の新聞を手にしたような奇妙な感じだ。驚いた読者も多かったのではないだろうか。

読者「びっくりした」

10月20日の東京本社版夕刊(北海道・北陸支社を除く)
10月20日の東京本社版夕刊(北海道・北陸支社を除く)

   白く塗りつぶされた広告枠には、小さな文字で、

「東日本大震災の直後。広告が消えた新聞をおぼえていますか。」(1面)
「医師も薬も、足りない日々。眠れない夜だけが、人々に訪れていました。」(15面)

などの短いメッセージだけが掲載されている。

   じつは10月20日は「新聞広告の日」。この「広告のない新聞」はこの日を記念した特別企画で、ほぼ白紙となった広告スペースは、東日本大震災直後に広告がほとんど掲載されなかった紙面をイメージしたものだ。

   ほかにも「社会の活力がなくなる時、広告は、カンタンになくなってしまう」といったコピーが掲載され、新聞広告の価値について考えてもらうのがねらいのようだ。

   全体の広告主は東京都医師会で、医師会と読売新聞で「復興に向けての助け合い」をメッセージとして伝えているという。8、9面にのみ、「東京都医師会」と右下に書かれた、唯一カラー写真付きの広告が載っている。

   読売新聞東京本社に聞くと、読者からは「びっくりした」など数十件の反響が夕方までに寄せられた。めずらしいこの企画に対し、「楽しませてもらった」と評価する声のほか、中には「広告がないとにぎやかさがない」「落ち着かない」といった意見もあったという。

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