2024年 5月 6日 (月)

巨人・沢村に「2年目のジンクス」は起きない? プロ野球の投手は早婚ほど成功する

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結婚の最大のメリットは「食生活」

   調整が難しい投手の早婚奨励は、結婚することで安定した私生活を整え野球に専念するべき、という常識的な考え方。とりわけ体力維持のためには食事の充実が重要。最近の独身選手はファーストフードを利用することが多く、「食生活が最大の弱点」と心配する指導者もいる。食力は寿命のカギだから、妻帯の意味は大きい。

   支える夫人も苦労している。とくに就学前の子供がいる場合だ。選手はナイターの日は起床時間が遅いから、泣き声や物音で睡眠不足になることを恐れ、朝から散歩に連れて行く、という話はよく聞く。

   一方、家庭に縛られずに青春を楽しみたいという選手も少なくない。若くて多額の契約金を手にし、面白い遊びがいくらでもある。ネオン街に出れば「こんな世界があったのか」と胸をときめかせる。当然、世の常としてあちこちから誘惑の手が伸びる。

   その対策はどの球団も考えていて、プロ入りするとしばらくは合宿所(独身寮)に入れて管理下に置く。「まず社会常識を教える」というのである。合宿生活は大学出で2、3年、高校出では5年ほど続く。寮長という親代わりが目を光らせる。プロ入りすると選手の親が合宿所を見学するのも、球団が環境に神経を使っていることを示している。大リーグにはない習慣だ。

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