2024年 4月 29日 (月)

公式ツアー以外は渡航自粛を要請 北朝鮮W杯観戦一体どうなる

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3泊4日で30万円、観光つき

   だが、懸念されるのがサポーターの受入体制だ。具体的な人数は明らかにされていないが、北朝鮮側は大幅な受入人数の削減を要求。日本側は、「到底納得出来る数字ではない」として、北朝鮮側と交渉を続ける考えだ。

   このカードはアウェー戦としては異例の人気で、サッカー観戦ツアーを専門にする旅行代理店「セリエ」(東京都千代田区)が9月中旬からツアーを募集したところ、10月28日の締め切りまでに65人が申し込んだという。同社では、

「影響を受けるのは、主にマスコミ関係者なのでは」

と、ツアーは問題なく行えるとみている。気になるツアーは、3泊4日で30万円。同社が10月10日から13日にかけて行った下見とほぼ同じスケジュールになる見通し。

   ウェブサイトに掲載された視察レポートによると、北京から空路で平壌入りし、サッカー観戦以外に、平壌市内観光や北朝鮮南部の開城(ケソン)、板門店がスケジュールに含まれている。いわば、北朝鮮観光の「定番コース」だとも言える。出される食事はチゲ鍋、平壌冷麺、ビビンバ、参鶏湯(サムゲタン)、アヒルの焼き肉など。観光客には食糧不足は無縁のようだ。

   下見で観戦したのは、羊角島(ヤンガクド)サッカー場で行われた北朝鮮対ウズベキスタン戦。観戦レポートでは、

「天然芝はきちんと刈込まれていてきれいに見えます。しかしピッチサイドにいつも見慣れているスポンサー看板がありません!」
「スタジアムはほぼ満席ですが、ウズベキスタンの選手が出てきたときでもブーイングは無し、自国の選手が出てきたときも大きな歓声はありませんでした。何故?」

と、普段の試合とは相当雰囲気が違うことを伝えている。

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