2018年 7月 19日 (木)

自転車で死亡事故起こし実刑判決 「守られない交通ルール」のツケ

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「これが本来あるべき姿」厳罰支持多く

   こうした状況から、ネット上では、判決内容について「見せしめ的な要素を多分に含んでるな」との指摘が出る一方、「これが本来あるべき姿」「自転車は今までフリーダム過ぎた」と厳罰を支持する声が相次いだ。

   今後、自転車が起こす事故について、実刑を含めた厳罰化が加速するのか。

   NPO法人「自転車活用推進研究会」理事長の小林成基さんは、自転車の基本的なルールは変わっておらず、やっとルールの大切さに気づいたと指摘する。

「これまでも自転車運転者の実刑判決はありましたが、無関心なだけだったということです。それが震災以降、自転車を通勤・通学に使う人などが増えてクローズアップされたわけです。自転車が悪いわけではなく、勘違いして乗っている人が増えたということです」

   背景には、警察が取り締まりをしてこなかったことがあるという。

「自転車で歩道を走ったり傘をさしたりするのはルール違反ですが、ルールをマナーと言ってごまかしてきました。お巡りさんさえ歩道を走っている状況ですから、違反にも注意しかしません。大阪の事故現場は、警察署も見えるところなのに、毎日のように自転車がどんどん横断していたんですよ。一度も取り締まりをせず、ルール違反がまかり通っていたツケが出てしまいました。それで2人も亡くなったわけですから、実刑が出ても不思議ではありません」

   小林さんは、そもそも取り締まりが難しい道交法も問題だとする。

「無灯火で罰金が5万円以下というのでは、高額すぎてだれも取り締まりできません。欧米レベルなら、せいぜい2000~3000円ですよ。反則金制度もなく、交通ルールが複雑怪奇で教えられるものではありません。守れない法律を作るのが悪いんです。国会議員がさぼっていて、おかしな法律を改正してきませんでした。関心の出た今こそ、シンプルでだれもが守れるルールに変えるべきだと思いますよ」
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