2019年 5月 27日 (月)

成績悪く、いじめられ、非行に走りやすい 「早生まれ」は損な人生歩むのか

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   英国の研究機関が、いわゆる「早生まれ」の少年少女に関する調査結果を公表した。早生まれの子は成績が低い傾向にあり、学校でいじめられやすく、さらに非行に走りがちだという「衝撃」の内容だ。

   日本でも、早生まれの子はそうでない子と比べて体力や学力の面でハンディがあるのでは、と議論になる場合がある。

トップクラスの大学進学率は20%低い

生まれた月でその後の進路が変わる?(写真はイメージ)
生まれた月でその後の進路が変わる?(写真はイメージ)

   英国の経済研究機関「Institute for Fiscal Studies」(IFS)は2011年11月1日、「子どもの健全性や試験の成績は誕生月が影響する」という内容の報告書を発表した。英国では学校の新学期が9月のため、誕生月が8月の子どもは「早生まれ」となるが、その子たちにとって残念な結果となった。

   例えば、16歳で受験する「GCSE」という英全土での統一試験の成績は、8月生まれの男子は9月生まれに比べて12%、女子は9%、それぞれ低いという。トップクラスの大学に進学する率も、8月生まれの子の方が20%も下回った。さらに「小学校の頃からいじめを受けやすく、学校生活で自信を失っている子が多い」と悪材料が並ぶ。

   成績不振から、10代でタバコや酒、麻薬に手を出す傾向も高くなるそうだ。IFSでは、学校での成績や学歴、「自分の人生を思い通りに生きられる」という信念は、社会に出てからも収入面に影響を与えることから、8月生まれは9月生まれよりも生活レベルが厳しくなると推測している。

   日本でも早生まれに関する議論は以前から見られる。インターネットの質問サイトをのぞくと、「早生まれの子は不利なのか」という問いに、幼稚園に勤務していたという回答者からの「体格だけでなく能力の差を感じた」との書き込みがある半面、自身が早生まれという人は「子ども時代に苦労した覚えはありません」と否定する意見もある。

   内閣府経済社会総合研究所が2006年6月に発表した研究報告書では、誕生月と最終学歴の関連性が示されている。02年10月の時点で25~60歳男女を対象に実施した調査で、最終学歴が4年生大学だった確率は、4月生まれの方が3月生まれに比べて男性で2%、女性で1%高かったという。

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