2019年 8月 22日 (木)

孫社長もにおわせた従量制移行 データ通信量増大で「定額制」ピンチ
(連載「スマートフォン革命」第5回)

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   スマートフォン(スマホ)の普及が進むにつれて懸念されるのが、データ通信のトラフィックの増加だ。動画をはじめ大容量データのやり取りが増えており、このままでは回線がパンクする恐れも指摘されている。

   米国では2010年以降、大手携帯電話会社が相次いで「データ通信定額制」を廃止し、一定量を超えると課金される従量制の料金体系に移行した。国内の携帯電話会社も、米国の動きに追従する可能性がある。

米国では上限オーバー恐れて3G回線使わない工夫

国内でもiPhoneで「ネット使い放題」ができなくなるのか
国内でもiPhoneで「ネット使い放題」ができなくなるのか

   「定額制」廃止に最初に踏み切ったのは、米AT&Tモビリティだ。2010年6月にデータ通信の料金プラン変更を発表、月額15ドル(約1155円)で200メガバイト(MB)、25ドル(約1925円)で2ギガバイト(GB)、45ドル(約3465円)で4GBとそれぞれ利用可能なデータ量の上限を設けた。超えた場合は追加料金を徴収される。AT&Tのウェブサイトを見ると、15ドルプランの場合はテキストメール1000通分の送受信、ウェブサイト400ページ分の閲覧、SNSへ50枚の画像投稿、動画サイトの閲覧20分間が、それぞれ可能だという。

   以前は無制限にインターネットを利用できたところへ、突然の変更だ。米携帯電話最大手ベライゾン・ワイヤレスも2011年7月、AT&Tを追うように定額制から従量課金制へと移行している。J-CASTニュースでは、複数の在米スマートフォン利用者に取材し、料金プラン変更にともなう影響を探ってみた。

   シアトル在住の主婦はもともと定額制で「アイフォーン(iPhone)」を使っていたが、2011年11月に「iPhone 4S」へ乗り換えるタイミングで契約をAT&Tからベライゾンに変更、現在は「月額30ドル、2GB」の従量制プランだ。ネット接続は1日3時間程度で、ユーチューブも30分程度は視聴するというが「上限はオーバーしていない」と話す。過去も2GBを超えたことはなく、制限がかけられた今も特にストレスは感じていないようだ。

   一方シカゴで勤務する男性会社員は、周囲には上限オーバーを気にする同僚がいると明かす。地図の表示など比較的データ量が多い場合は3G回線の使用を避けるため、自宅の無線LANや無料Wi-Fiスポットであらかじめダウンロードしているという。これなら回線料金がかからないためだ。カリフォルニア州に住む女性も、メール受信を手動に切り替えて、自動的に回線につながらないように工夫していると打ち明ける。

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