2019年 11月 20日 (水)

「オウム」平田容疑者の説明に「矛盾」 どこまで本当なのか

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   オウム真理教元幹部、平田信容疑者(46)が弁護士らに「オウムへの信仰心は相当前に捨てた」などと語っている。

   「改心の末の出頭」を思わせる一方で、警視庁側や事件の「共犯者」らの話と矛盾する部分もある。平田容疑者の話はどこまで本当なのだろうか。

「警察のフリーダイヤル約10回かからず」の真偽は?

   2012年1月10日、平田容疑者と逃亡生活を共にしていたとされる元信者を名乗る女が、平田容疑者と接見を続けている滝本太郎弁護士に付き添われ、警視庁大崎署に出頭した。

   警視庁は指紋などから教団看護師だった元信者、大阪府東大阪市に住む斎藤明美容疑者(49)だと確認し、犯人蔵匿の疑いで逮捕した。

   平田容疑者は、11年末の大晦日深夜の出頭後も、警察の調べに対し、逃亡の足取りについて「他人に迷惑がかかる」として供述を拒んでいた。

   出頭する直前の動きについては滝本弁護士に説明し、一部公表された。12月31日夜、公衆電話から警察のオウム事件関連の情報提供用フリーダイヤルへ「10回程度かけたが、話し中だった」。また、その後警視庁本部へ行ったが、いたずらだと思った機動隊員から「丸の内署か交番」へ行くよう求められた、などと話している。結局、丸の内署へ出頭し、逮捕された。

   このうち、フリーダイヤルへの電話に関しては、警視庁の調べなどによると、12月31日にはどこからも1本もかかっていなかったという。「話し中」はあり得ない、というわけだ。仮に通話中でも記録は残るそうだ。大きな相違点となっている。

   その一方で、警視庁本部での機動隊員の対応については同庁で事実だと確認しており、警察庁の片桐裕長官は1月5日の会見で、「対応として適切でなかったと言わざるを得ない」とコメントしている。

   公衆電話からフリーダイヤルをかける場合、機種によって、硬貨やテレフォンカードの使用が不要なものと、いったんは硬貨投入などが必要で、通話後に料金が戻ってくるタイプがある。平田容疑者が、フリーダイヤルに繋がっていないのに「話し中」だと勘違いした可能性も否定できない。

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