2019年 8月 24日 (土)

「やけくそ」で有名ひまわり証券ツイート 「全員退職」でアカウントついに削除

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   フランクな語り口で人気のあった証券会社のツイッターアカウントが、近く削除されることが突然発表された。その理由が「情報配信に携わる者は全員退職するため」だというから穏やかではない。

   最近まで自社の業績について「自虐発言」を繰り返すなど、ネット上では注目を集め続けていたが、2012年2月22日、ついに削除されてしまった。

「ディーラーや情報配信に携わる者は全員退職」

   アカウントは、ひまわり証券(東京都港区)「金融市場チーム」が運営しており、9000人以上のフォロワー(読者)がいた。ツイートの内容は、マーケットの動向を伝えるものがほとんどだが、「財務大臣の安住君」といった、ややフランクに過ぎる表現も散見され、その点が逆に人気を呼んでいた。

   異変が最初に起こったのが、2012年1月30日。「中の人」の一人が、

「私事で恐縮ですが、来月で退職する事になりました。皆様からのコメントを読むのが非常に楽しかったので、残念です」

と、退職を宣言したのだ。その後、別の担当者が

「ラフにツィートしますので、生温かくよろしくお願いいたします」

と継続していたのだが、2月20日朝、思いがけぬ宣言がツイートされた。

「私事で恐縮ですが、今月をもって退職することとなりました」
「また、ディーラーや情報配信に携わる者は全員退職するためツィートの継続は難しく、残念ながら近いうちにアカウントは削除させていただきます」

   「中の人」を含めて、チームごとなくなってしまうというのだ。

   実は、東日本大震災後の株価急落で一部の個人投資家が多額の損失を出し、決済資金を受け取れなくなるネット証券会社が続出している。ひまわり証券も、差金決済(CFD)取引をのぞく証券業務と大証FXから撤退している。

   この影響で、親会社のひまわりホールディングスの11年4月~12月の連結業績は、33億8200万円の純損失を計上。さらに、14億100万円の債務超過に陥っている。12年2月14日に発表された四半期報告書には、

「当社グループには、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております」

との記述もある。

   同社では、11年11月には、全従業員の7割強にあたる約60名の希望退職を募ることを明らかにしており、前出の四半期報告書には、

「当社グループでは、現在、全従業員の雇用形態を有期雇用契約としており、当該有期雇用契約期間の満了等による退職により、平成24年(2012年)3月以降、従業員に係る人件費は大幅に減少する予定です」

と、従業員をさらに大幅に削減することがうたわれている。今回のツイッターアカウントの閉鎖も、この影響のようだ。

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