2018年 8月 21日 (火)

東京マラソン2位、藤原選手にネットで賞賛の声 「無職の鑑だ」「公務員にも勝った」

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   ロンドン五輪の代表選考を兼ねた東京マラソンが2012年2月26日行われ、男子では実業団チームに所属しない「無職ランナー」の藤原新選手(東京陸協)が2時間7分48秒で日本人最高の2位に入った。

   「公務員ランナー」として話題になった川内優輝選手(埼玉県庁)は14位に終わった。ともに黙々と練習に励む「孤高のランナー対決」は、無職が公務員に勝利した形だ。ネットでは藤原選手の活躍に「無職の鑑」と賞賛の声が上がった。

「皇帝」ゲブレシラシエに勝った

   今回のマラソンは、前の世界記録保持者で「皇帝」の異名を持つエチオピアのゲブレシラシエの走りっぷりと、このところ大阪(11年10月)、福岡国際(同12月)、防府(同)と立て続けにマラソンに出場、日本勢には勝ちっぱなしの川内選手が目標とする2時間7分台のタイムを出せるかなどが焦点になっていた。

   レースは外国勢がトップ集団を引っ張る形になり、川内選手は10キロ地点で給水ボトルを取るのに失敗、25キロ手前で脱落した。藤原選手は第2集団から徐々に追い上げ、41キロすぎにゲブレシラシエ選手をとらえて3位に。さらにゴール前で2位に浮上した。日本人選手がゲブレシラシエ選手に勝ったのは初めてという。

   藤原選手は、長崎県諫早市出身。拓殖大学卒業後、JR東日本に入社。2008年の東京マラソンで2時間8分40秒の自己ベスト記録をマークして2位に入り、一躍注目された。

   09年の世界陸上ベルリン大会に出たが、61位と惨敗。その後は10年の東京マラソンで再び2位、5月のオタワマラソンではマラソン初優勝を飾ったが、同年11月のニューヨークシティマラソンは途中棄権、11年の東京マラソンは57位と振るわなかった。好不調の波が激しく、「ホームランか三振か」と言われてきた。

   10年3月にJR東日本を退部、現在はフリー。いわば「無職」だ。実業団チームに属さず、駅伝にも出ないで黙々とトレーニングに励む姿は、川内優輝選手とは別の意味で「孤高のマラソンランナー」として、テレビ番組で紹介されたこともあった。

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