2018年 7月 21日 (土)

東京マラソンのAKBバナナは甘かったのか NHKの糖度計測が話題に

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   東京マラソンでランナーに配られていたバナナが、熟成時にAKBの楽曲を聴かせていた特殊なバナナだったことがネットで話題だ。NHKがニュース番組で紹介した際に、わざわざ糖度を計測して「効果」を調べたこともあり、色々な意見が寄せられている。

   2012年2月26日に行われた東京マラソンには、大手果物輸入会社ドールが協賛。給食ポイントで9万5000本もの大量のバナナが提供された。

東洋大学にあやかり「ヘビーローテーション」を聴かせる

   「東京マラソン2012専用バナナ」として、「極撰」という糖度の高いバナナを採用した。「極撰」自体は普段も同社が販売しているバナナなのだが、東京マラソン専用バナナということで特殊な作業工程が設けられた。

   バナナは通常商品として店頭に並ぶまでに1週間ほど熟成される。今回の東京マラソン専用バナナには、1月の箱根駅伝で優勝した東洋大学の選手たちが「やる気の出る曲」として挙げていたAKB48の楽曲「ヘビーローテーション」を熟成中、ノンストップで聞かせ続けていたのだという。

   その様子が2月24日放送のNHKの報道番組「おはよう日本」でも紹介された。リポーターが都内のバナナ倉庫から現地リポート。ドール社の担当者が「ワインや酒を醸造するときにモーツァルトなどを聴かせることがあると聞いた。バナナも熟成期間があるので音楽を聴かせることを思いついた」と話し、糖度の計測が行われた。AKBを聴かせなかったバナナが21.5度だったのに対し、聴かせたバナナは22.4度とわずかながら高かった。

「統計的、科学的にも根拠はありません」

   この結果に、ドール社の担当者は「(音楽がバナナに影響を与えたという)科学的な根拠はないが、ランナーの方に是非完走していただきたい、という想いが込められている」と説明。スタジオの阿部渉アナは「思いを込めて糖度が上がるというのは不思議ですね」とコメントしていた。

   これがネットで話題になり、2ちゃんねるやツイッターの一部からは「科学的根拠は証明されていないとは言ってましたが。NHKさん、もう少し思慮を」という声も出た。長年カルト問題に取り組んでいた紀藤正樹弁護士も「詐欺!!! NHKともあろう者が・・嘆かわしい」という呟きをツイッターに寄せた。

   ただ、「シュール過ぎて噴いたww」「爆笑した」「バナナ虐待」「(AKBの)ステマ」といった書き込みも多数あり、多くの人は真に受けてはいないようだ。

   ドール社の担当者は、「リハーサルでも音楽を聴かせたバナナの方が不思議と糖度が高かったのですが、10回計測すれば違った結果が出るかも知れませんし、音楽が糖度に影響するというのは統計的、科学的にも根拠はありません。あくまでげん担ぎみたいなものですね。極撰は元から糖度が極めて高いバナナ。給食ポイントでは美味しいと好評でした」と話している。

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