2024年 4月 24日 (水)

サッカー日豪戦で「疑惑の笛」連発 サウジ人主審の「いわくつき」過去

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   サッカーW杯ブラジル大会のアジア最終予選、日本―オーストラリア戦で、主審の不可解な判定が飛び出した。後半ロスタイム、日本代表MF本田圭佑選手がフリーキックを蹴る直前、唐突に試合終了を告げる笛が吹かれ、日本の選手たちはあ然とするしかなかった。

   この試合では「謎」「?」のホイッスルが続出したのだが、実はこの審判、過去の試合を見ると少々「いわくつき」だったようだ。

ロスタイムの時間を勘違いして慌てて止めた?

スポーツ紙の1面は軒並みサッカーが独占
スポーツ紙の1面は軒並みサッカーが独占

   時計は後半48分を過ぎた。本田選手が相手のファールで絶好の位置からのフリーキックを獲得。ロスタイムの目安の3分は過ぎているが、本田選手も「最後のプレー」と考えてかスパイクの裏についた芝を落とし、慎重にボールをセットして意識を集中させた。助走をつけようとした瞬間、突然笛の音が鳴り響いた。日本の選手、ベンチはあっけに取られ、本田選手も両手を広げてアピールするが、そのまま終了。試合は1-1の引き分けとなった。

   ルール上は問題ないが、フリーキックの結果によっては劇的勝利の可能性もあっただけに、ファンの間では釈然としないものが残った。自ら日本側にフリーキックを与えておきながら、プレー直前に終わらせるというのは不自然にも思える。サッカー解説者の松木安太郎氏は、試合終了後に「主審はロスタイムの時間を勘違いしていたのではないか。そのため、慌てて(試合を)止めたかもしれない」と不可解なジャッジの原因を推測した。

   問題の人物は、サウジアラビア出身のカリル・アル・ガムディ主審。この日の日豪戦では、試合終了の笛以外にも首をかしげたくなる判定があった。後半24分、相手のコーナーキックの際にDF内田篤人選手がファールを取られ、PKを献上してしまったシーン。内田選手はゴール付近で相手選手の体を左手で抱きかかえるようにガードしていた。

   サッカー元日本代表の都並敏史氏は2012年6月13日放送の日本テレビの情報番組「スッキリ!!」で、「これを(反則と)とられてはたまらない」と指摘。実際に内田選手は、主審に呼ばれたときに「なぜ自分がイエローカードなのか」とあっけにとられた表情を浮かべていた。

   都並氏は、これには「伏線」があったと言う。後半10分にオーストラリアの選手が2枚目のイエローで退場となっていた。豪代表のオジェック監督はオーストラリアのスポーツニュースサイト「スポータル・コム」で、ガムディ主審の判定を批判、「私はリプレーを見たが、明らかにファールしていない」と断言した。この時、主審は「2枚目」のイエローなのを忘れており、退場させたことで「どこかで帳尻を合わせなければ」との思いがあったのではないか、というのが都並氏の見立てだ。

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