ツイッターでの「大人の対応」で衝撃を与えている、人気子役の「はるかぜちゃん」こと春名風花さん(11)のツイートがまたしても話題を集めている。春名さんに批判的なツイートをした人に対するバッシングについて「ぼくの名前を使ったいじめだ」と憤っているのだ。ツイッターでは、「はるかぜちゃんの言う通り」「もとは自分が悪いんじゃないか」など、賛否両論飛び交っている。はるかぜちゃん批判?に「腐ったゴミ」春名さんは2012年8月17日の朝日新聞連載「いじめている君へ」に登場し、連載のトリを飾る形になった。自分もツイッターで死ね、消えろ、ブス、ウザいなどと悪口を言われ傷付いているが、本当に自分が死んだとしてもいじめた人は何も感じない。いじめはいじめた人にとっては「どうでもいいこと」で、いじめを止めるのはいじめられた子の死ではなく、いじめる子が想像力を持つことでしかない、と考えている。そして「いじめゲームをしている君へ」のメッセージとして、自分がいじめている子を自分の命に代えても愛している人たちのこと、その人たちと同じように自分を育ててきた両親が今の自分を見てどう思うのかを考えてみてほしい、と結んだ。この文章に対して好意的ではないツイートを春名さんがリツイートすると、そのツイート主には春名さんの支持者と思われるツイッターユーザーから批判ツイートが大量に寄せられた。ツイート主は春名さんを批判する意図はなく、ただ記事を読んだ感想をツイートしただけだと言ったのだが、「腐ったゴミ」などという罵詈雑言まで寄せられる事態となった。「相手を尊重し、節度ある『意見交換』を」春名さんはこの騒動を知ると、「ぼくに否定的な意見を書いた人を、ぼくを守るという名目でいじめるのはやめて下さいぼくの書いていることをちゃんと読んでくれている人、本当にぼくを理解してくれている人なら、そんなことはできないはずです」「ぼくに否定的な意見の中には、単なるいじめとしか取れないものもあるでしょうけれどぼくは、いじめに対していじめで闘うことを、正義とは考えていません」「今後、ぼくを盾にして、他人に人格攻撃をした人はブロック対応します相手の方の書きこみがどんなものであっても、相手を尊重し、節度ある『意見交換』をしてください」とツイートした。このツイートに対し、「その通り!!!」「"けれどぼくは、いじめに対していじめで闘うことを、正義とは考えていません"この言葉に感銘を受けた」「子供とは思えない凄くいい意見。該当する大人は本当に多いと思う」など賛同する意見と、「晒しあげRTしておいてこういうこと言うのか…」「はるかぜちゃんは『活発な議論』を盾にそのいじめに荷担してるじゃない?」など、「そもそも春名さんが批判意見をリツイートすることが原因になっているのでは」という意見が飛び交っている。春名さんは12年7月に放送された「ひみつの嵐ちゃん」(TBS系)の企画で嵐のメンバーのファッションにダメ出しをしたところ、嵐ファンから大量の罵倒ツイートが寄せられたが、それらを大人の対応で返り討ちにしたことが話題になった。月刊誌「新潮45」の12年9月号には論文を寄稿しており、「小学生ながら切れ味鋭い発言」があらゆる所で注目されている。
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