中国のミニブログ新浪微博(シンランウェイボー)に「日中友好」などと毛筆で書かれた画像を投稿し、「大炎上」したAV女優・蒼井そらさん(28)が、今度はツイッター上で「(反日行動に身を投じているのは)一部の人だけ」と呼びかけている。中国に日本のことを嫌ってない人「いっぱいいるよ」「大炎上」の発端は蒼井さんが2012年9月14日、ウェイボーに投稿した、「日中友好」「中日人民友好」と毛筆で書かれた画像だ。「私もあなたたちも地球を愛して暮らしているのに、友好な関係を願っているのに、今の日本と中国の関係は悲しい」というつぶやきとともに画像が掲載されると、批判的なコメントなどが殺到し18万件以上(16日現在)もが寄せられた。このことが日本のニュースでも報じられ話題になるなか、9月15日、あるツイッターユーザーからの「中国に日本の事を嫌ってない人はいるのか」という疑問に、「いるよいるよいっぱいいるよ。」と返答。さらに、「あんな行動を恥ずかしく思ってる人もたくさんいるよ。一部の人の行動がすべての中国人がしてるみたいに思わないで欲しい。」と語りかけた。「蒼井そらを大使にしろよ・・・」このツイートに対し、蒼井さんのアカウントに中国人と見られるユーザーから日本語で、「そらちゃんのこのツイートをweiboに載せた、今rtが15000を超えた、感動される人がたくさんいて、そらちゃんに悲しまないで欲しいってコメントした。中国にだって友好な人が多いです。(原文ママ)」といったメッセージが寄せられ、蒼井さんは16日、「ファンってありがたいな。ファンが支えてくれるから強くなれる」と返した。蒼井さんは中国で「性の師匠」「老子」(先生)などと呼ばれ、高い人気を集めている。ウェイボーでは1300万人のフォロワーを抱え、激化する反日デモでも「蒼井そらは世界のもの、釣魚島は中国のもの」といったスローガンが多く見られるほどだ。そんな立場と、日中友好を呼びかける姿勢に日本・中国双方のネットユーザーから、「もう、蒼井そらを大使にしろよ・・・」といった提案も出ている。
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