2024年 4月 26日 (金)

「維新の会」支持率に急ブレーキ 竹島の「共同管理」提唱でさらに低下?

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   世論調査でトップを走っていた「維新の会」が、失速気味だ。国会議員が相次いで合流を表明する中、公開討論会が「出来レース」と指摘されていることが響いているようだ。

   さらに、竹島の「共同管理」を提唱したことで「国家観のなさ」を危ぶむ声もあり、今後さらに支持率が低下する可能性もある。

9月初旬には政党支持率トップの調査もあった

   「維新の会」が国政進出を正式決定したのが2012年9月8日。その前後の有権者の期待感は非常に高かった。例えば産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が9月1日から2日にかけて行った世論調査では、比例代表の投票先に維新の会を挙げた人が23.8%。自民党の21.7%、民主党の17.4%を上回っていきなりトップに躍り出た形で、橋下市長も

「それは、ない!僕の感覚では」
「『維新の会応援』というよりも、既成政党に対する批判だと思う」

と驚くほどだった。

   だが、単純比較はできないものの、別の世論調査では異変が起きている。フジテレビ系「新報道2001」の調査では、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏4都県で500人を対象に、次期衆院選での比例代表の投票先を毎週聞いている。調査の選択肢として初めて維新の会が登場したのが9月6日の調査で、7.0%を獲得。自民(21.0%)、民主(10.8%)に次いで3番目に多い支持だ。翌週9月16日には9.4%に支持を伸ばしたが、9月23日には、一気に4.8%にまで下落したのだ。

   国会議員5人の合流が決まった1回目の討論会が9月9日。この直後から「出来レース」といった批判が相次いていたことから、これが、徐々に支持率にも影響してきた可能性もある。

   ネット上の評判も芳しくないようだ。ヤフーが9月12日から9月22日にかけて「あなたは日本維新の会に期待しますか?」と聞いたところ、6万4115票のうち、41%にあたる2万6058が「期待しない」に投票。「期待する」の1万8801票(30%)を大きく上回った。コメント欄には、政策集「維新八策」について「良く分からない」などと指摘する声が多い。

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