2018年 7月 19日 (木)

読売新聞がおわび掲載 iPS移植問題「誤報と判断」

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   iPS細胞(人口多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を森口尚史氏が行ったとする自社の報道について、読売新聞は2012年10月13日付朝刊に「おわび」と検証記事を掲載した。

   読売新聞は11日付朝刊で、各社に先がけてこの「移植」を報じた。しかし翌12日には次々と疑惑が浮上し、読売自らも「ハーバード大『森口氏と協力関係ない』」という内容の記事を掲載。13日のおわび記事では、森口氏の論文の「共同執筆者」とされる大学講師が論文の執筆に関与していなかったことや、研究成果について米ハーバード大の当局者や専門家らが真実性を否定していることなどをふまえ、虚偽と判断したと説明し、11日付朝刊1面の「iPS心筋を移植」をはじめとする複数の記事に誤りがあったとした。

   8面の検証記事では、森口氏の名乗っていた「ハーバード大客員講師」や「東京大医学部iPS細胞バンク研究室長」の肩書を事前に各大学に確認しなかったことや、森口氏が一流専門誌に発表した論文も厳格な審査を受けない自由投稿欄が多かったことなどについて、事前確認が不十分だったと認めている。東京本社の大橋善光編集局長は「見抜けなかった取材の甘さを率直に反省する」とコメントし、今後も徹底的な検証作業を続けていくとした。

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