2024年 4月 26日 (金)

【Net@総選挙】 第2回
公選法に「確信犯」で挑む 「恐れるな」「罪に問われることはない」

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阿久根市の竹原前市長も起訴猶予

   候補者自らがネット選挙を推進した前例はある。鹿児島県阿久根市の竹原信一・前市長だ。08年の市長選告示後に自らのブログを更新したとして送検されたが、「悪質性は低い」として、やはり起訴猶予となっている。

   竹原氏をはるかに上回るネット活用を「確信犯」として展開した本山さんはいまこう主張する。

「ネット選挙を禁じている総務省の見解に従えば、最も公約や政策を訴えるべき選挙期間中に候補者の手足は縛られ、有権者から候補者にアクセスする道も狭くならざるを得ません。しかし、そうした見解は、検察が起訴をあきらめたことからわかるように時代に合わないし無理がある。総選挙では確信を持ってインターネット選挙に取り組む候補者がより多く現れることを期待したい」

   次回は、候補者陣営のネット利用が不問とされたケースを報告し、その理由に迫りたい。

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