2024年 3月 29日 (金)

指定券を買っていないが座りたかった 子どもの席奪った63歳無職男にネットで怒り

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   混雑する年末の新幹線で、指定券を買っていないが座りたかったので、自由席で親子連れに子どもの席を譲ってもらった――。こんな内容の投書に、ネットで「譲られて当たり前と思っているのか」「図々しい」などと怒りの声が上がっている。

   「どう考えたら 新幹線の三景」と題したこの投書は、2012年12月27日付けの朝日新聞に掲載された。書いたのは静岡市葵区の無職の男性(63)で、年末に新幹線に乗った際の疑問を3点連ねていた。

「ここ(子どもの座っている席)空いてますか」と尋ねた

   それによると、男性は自由席が混雑していたので、指定席車両に移った。こちらも満席だったが、犬の入った小さなバスケットが置いてあるだけの席があった。そこで、隣に座っていた若い女性に、あいているか尋ねると、「指定席券を買ってあります」と返事をされ、驚いたそうだ。

   次に、母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席を見つけたが、「あれも指定切符を買ってあるのだろう」と思い声はかけなかった。ただ、「多くの立っている大人の中」とわざわざ書いていて、どうも大人を差し置いて小さな子どもが席に座っていることに違和感を覚えたらしい。ちなみに、JR東海によると6歳未満の子どもが1人で指定席に座る場合は、「こども」の運賃・料金を支払う必要がある。

   男性がまた自由席に戻ると、まだ小学校にあがっていなさそうな年齢の子どもが座席を1人分使っていた。そこで隣の母親に「ここ(子どもの座っている席)空いてますか」と尋ねたところ、母親は男性のために子どもを膝の上にのせ、席をあけてくれたそうだ。

   ようやく望みどおり座れたわけだが、男性はその時の母親の様子を「仕方なさそうに」と書くだけで、感謝する様子はうかがえない。それどころか、「その座席で居心地の悪さを感じた」などと不満すら滲ませている。

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