2024年 4月 17日 (水)

全国区の"ゆるキャラ"目指す「復興ダコ・オクトパス君」【宮城・南三陸発】

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こんにちは、アリティーヴィー 鈴木タケルです。
宮城県南三陸町の復興キャラクターとして製作されています『南三陸復興ダコ オクトパス君』を取材して来ましたのでご紹介致します。
南三陸に住む人々に多くの幸せ、多幸を届ける復興ダコとは一体どういった物なのでしょうか?
"宮城県本吉郡南三陸町"太平洋に面しリアス式海岸特有の景観を持つこの地域は、地震でとても大きな被害を受け、それまで住んでいた人々は住む場所だけでなく職場までも失ってしまいました。
震災からしばらくは町全体に喪失感が漂い現在も復旧がなかなか進んでいない状況です。


関係各方面の努力によって徐々に町としての機能が回復してきた頃、町民の皆さんは「自分たちの力で復興へ向けて歩んでいこう」と地元の有志達を集め、雇用促進・地域復興の為の民間団体「南三陸復興ダコの会」を結成しました。


南三陸は水産の資源が豊富で、以前から町の観光協会主体のもと名産である「志津川タコ」をモチーフとしたキャラクターグッズを製作されていましたが、協会の機能回復がままならなかった為、それを先の団体が引き継ぎ、復興のシンボルキャラクター「復興ダコ」として商品展開するようになりました。


現在は廃校になってしまった中学校を工房としてリニューアルし、職を失ってしまった南三陸の漁師さんなどを職人として受け入れ、町の雇用を生み出しています。
工房を「居場所としての職場」と掲げ、地元の人が夢中になってモノづくりが出来る現場となっています。


全国で通用する"ゆるキャラ"を目指している「復興ダコ オクトパス君」。
グッズの種類はとても豊富で、そのどれにもタコの色を生かした鮮やかな彩色が施されています。
「オクトパスを置くと(試験に)"パス"する」とかけ、合格祈願の縁起物としても親しまれています。


工房のすぐ近くに建立されている「入谷八幡神社」にはオクトパス君のブロンズ像が奉納されており、受験シーズンを迎えると合格祈願のスポットとしてお参りする人が数多く訪れます。


宮城県内も受験シーズンまっただ中。
仙台駅前に、未来の後輩たちを迎える大学生がたくさんいました。
間もなく佳境を迎えますが、皆さん頑張って下さい!


『南三陸を明るく楽しく元気にする』そこから発信して、前向きに生きている南三陸の人々や受験生たちを今日もオクトパス君は応援しています!!


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■南三陸復興ダコの会 入谷Yes工房
住 所:宮城県本吉郡南三陸町入谷字中の町227
電 話:0226-46-5153



仙台発ネットテレビ局アリティーヴィー
「とうほく復興カレンダー」

"とうほく復興カレンダー"は、日本そして海外に東北のすばらしさを発信していくサイトです。東北の復興物語をカレンダーに書き加え、前を向いて進む人たち、東北の「これから」を応援します。
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