2024年 4月 26日 (金)

「犯罪予告は本当にやめたほうがいいよ」 ツイッターの「悪ふざけ」で逮捕、容疑者「刑事さん怖い」

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「刑事さん怖い」「犯罪予告は本当にやめたほうがいいよ」

   2月28日には「俺が逮捕されるわけないだろ現実見ろ^^」と書き込んで余裕を見せていたが、このツイートを最後に容疑者は約1週間ほどツイートを停止。そして3月9日、「このアカウント使うの怖い」「刑事さん怖い」「犯罪予告は本当にやめたほうがいいよ」「偽計業務妨害です」「お返事できないので」とだけツイートし、ふたたび21日現在まで沈黙している。

   容疑者に限らず、最近のツイッターには一部に「犯罪予告」をかき立て「炎上」を狙う悪質なユーザーが多数いる。たとえば、12年12月には前ローマ法王・ベネディクト16世のツイッターアカウントに日本語で失礼な発言を送りつける遊びが流行り、挙句の果てに殺害予告するユーザーがあらわれた。13年3月8日には「3/11にディズニーランドにいる人を無差別に殺します。手段は秘密です。ディズニーランドにいる人待ってろよ。すぐに殺してやるから」という書き込みをしたアカウントが「炎上」し、「本当にごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」「皆さんあれは釣りなんですがどうでしたか?」などと本気で反省していない様子を見せていた。

   こうした常軌を逸した犯罪予告をするアカウントは、アニメ調の美少女キャラクターのアイコンを使用していることが多く、不謹慎さを競って楽しむある種の「クラスタ」を形成していると見られる。

   今回の逮捕に、ツイッター上では「逮捕はちょっとかわいそう」という反応も少しはある一方で、ルールやマナーをわきまえてからツイッターを利用するべきという冷ややかな見方も出ている。

「ツイ発言一発で人生詰むぐらいの常識はもってやるべき。非常識極まった」
「ツイッターが『メール』か何かだと勘違いしてる人多い。ツイッターって一つ一つURLをもってて公開HPと全く同じ。少し前の卒業式集団キス写真も、そして犯罪予告ツイートも。そしてこういうことも起こる」
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