2018年 5月 25日 (金)

全米震撼、女性3人を10年以上監禁し続けた男 家中に鍵をかけて人を立ち入らせなかった

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   米国で3人の女性が10年以上にわたって監禁されていた事件は、全米を震撼させた。被害者のひとりが脱出に成功して容疑者逮捕につながったが、犯行の動機をはじめ、多くの謎が残っている。

   周囲や警察に気づかれることはなかったのか。監禁の舞台となった容疑者宅は、家の中のあちこちが施錠され、「立ち入り禁止」の部屋もあったという。

家の中で撮影された写真、ドアには南京錠

   米オハイオ州クリーブランドで2013年5月6日に警察に保護された3人の女性は、2002~04年の間に行方不明となっていた。いずれも、逮捕されたアリエル・カストロ容疑者に誘拐され、容疑者本人が所有する家に長年監禁されていたようだ。カストロ容疑者の留守を見計らって、被害者のひとりアマンダ・ベリーさんが家の玄関を激しく叩いて助けを求め、これを耳にした隣人の男性がドアを破って救出。通報で駆け付けた警察官が残りのふたりと、6歳の女児を発見した。その後カストロ容疑者とその兄弟の計3人が逮捕された。女児はアマンダさんの娘とみられるが、父親が誰なのかは発表されていない。

   欧米メディアは、このショッキングな事件を大きく取り上げた。カストロ容疑者の人物像に迫ろうと、近所に住む人や親族に取材を試みている。今回、アマンダさんを助け出した男性は容疑者と交流があり、バーベキューパーティーをして楽しんだと証言。バンド仲間だったという男性は米CNNに、「信じられない。腕の優れたミュージシャンだったのに」と答えた。この人物は2年ほど前、容疑者の家を訪れている。荷物の搬入を手伝うよう頼まれたためで、滞在時間は短かった。「居間のあちこちに楽器を見かけた程度で、特に変わった様子はなかった」という。監禁されていたはずの女性たちにも気づかなかった。

   一方、容疑者の息子が英デイリーメール紙に興味深い情報を明かしている。同紙電子版「メールオンライン」5月7日の記事によると、カストロ容疑者は家庭内暴力が原因で1996年に当時の妻と離婚。以後、息子とも疎遠となって現在は別居しており、たまに家を訪ねても「20分以上はとどまらなかった」という。最後に訪問したのは2週間前で、その時は家に上がらせてもらえなかった。

   メールオンラインには、容疑者が息子や、当時の交際相手と写った写真が公開されている。2001年撮影となっており、背後に見える白い扉には南京錠がかけられているようだ。息子は、「家はいつもかぎがかかっていて、中に入れない場所があった。地下室や屋根裏、車庫は施錠されていたのです」と打ち明けた。

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