2024年 4月 19日 (金)

18歳未満連想させる性的な漫画・アニメ・フィギュアもダメ ヤフオクのアダルト関連出品新ルールにオタク反発

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   ヤフオク!は2013年5月23日、アダルト関連商品の出品ルールを変更すると発表した。

   これに対し、インターネット上ではオタクたちが猛反発している。漫画・アニメやフィギュアまで規制の対象にする新ルールに、強い憤りを覚えているようだ。

実年齢にかかわらず、学生服やランドセルの着用でアウト

   ヤフオク!では5月23日にアダルト関連商品のストア出品(法人または個人事業主の出品)がスタートした。これにあわせて「アダルト関連商品の出品ルールをもっとわかりやすくしてほしい」という意見に応え、出品ルールをより具体的に表記することとなった。

   現在、禁止出品物の「低俗、わいせつな商品」で挙げられている

「児童ポルノまたはそれに類する商品 モデルの容姿、服装、肢体、タイトル、商品説明などを総合的に判断し、未成年者を連想させるような商品」
「法令に違反している商品(裏ビデオなど)」
「その他公序良俗に反する商品」

の3項目について、新ルールでは

「法令に違反しているまたはその可能性があると当社が判断した商品(例:無修正ビデオ、児童ポルノなど)」
「反社会的なものまたはその可能性があると当社が判断した商品(例:レイプ、盗撮など)」
「被写体の実年齢や被写体が実在するか否かにかかわらず、服装、肢体、タイトル、商品説明などを総合的に判断し、18歳未満の者の性的な姿態を連想させると当社が判断した商品(漫画・アニメーション、フィギュアなどの商品を含む)(例:被写体が学生服、幼児服、ランドセルを着用している商品、タイトルや商品説明に『幼女』『○学生』『S学生』『JC』『T学生』『C学生』『女子高生』『女子校生』『女○○生』『JK』『男子高生』『男子校生』などという表現が用いられている商品)」

と、具体的な内容を挙げて禁じている。

   改定予定日は13年6月26日で、これ以降ルールに沿っていない出品は発見次第削除、出品システム利用料などは返金しない、としている。

ネット上はマンガ・アニメファンを中心に騒然

   ルール変更が発表されると、インターネット上はマンガ・アニメファンを中心に騒然となった。

「二次元の終焉も近いのかな 俺の唯一の楽しみを奪うのか」
「被写体が実在するか否かは大事なポイントだろう 人間のイマジネーションに規制をかけてどうするんだよ?文明が退化するぞ」
「非実在の絵とかも見た目で規制ねぇ…現実と非現実を一緒にするとかやっぱ頭沸いてるねぇ、狂ってるねぇ」

など、やはり「漫画・アニメ、フィギュア規制」への否定的意見が多く書き込まれている。

   ヤフーによると、漫画・アニメ、フィギュアに関しては、これまでもレイプなど過激な題材のものは出品削除の対象になっていたが、「18歳未満の者の性的な姿態を連想させる商品」については特に禁止していなかった。今回のルール変更を機に、新たな出品削除の対象になるということだ。

   なお、このルールはアダルトカテゴリの出品に適用されるものだが、他のカテゴリでこうした出品が発見された場合も、当然削除するとのことだった。

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