2024年 4月 19日 (金)

日本車はHVと「軽」ばかりでいいのか いつの間にか外国車シェア過去最高の原因は

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   2013年1~6月の外国車の新車販売シェアが、国内新車販売(登録車)の8.1%に達し、過去最高となった。

   日本自動車輸入組合(JAIA)によると、13年1~6月の外国車の販売台数は前年同期比12.6%増の13万3247台となった。一方で、日本車は登録車全体で11.6%減となるなど、エコカー減税の影響が色濃く残ったままだ。

「新型ゴルフ」予約販売の段階ですでに3000台超え

好調な外国車、VWの新型ゴルフは予約販売で3000台超が売れた(写真は、「VWゴルフ」のホームページ)
好調な外国車、VWの新型ゴルフは予約販売で3000台超が売れた(写真は、「VWゴルフ」のホームページ)

   外国車で販売台数がトップだった独フォルクスワーゲン(VW)の1~6月の販売台数は前年比13.7%増の3万2842台。VWとしても、上半期としては過去最高を記録した。

   同社は好調の理由として、燃費と加速性能を向上した「エンジンのダウンサイジング化」(TSIエンジンの開発)、モデルラインナップの強化、障害物を感知して自動的に停止する装置(「シティエマージェンシーブレーキ」)などの安全性能の充実――の3点をあげる。

   なかでも、最も販売を伸ばしたのは2012年秋に発売した排気量1000ccの小型車「up!」(アップ)。累計で1万台を超えるヒットとなっている。「これまで輸入車は、新しいモデルが受け入れられるのには時間がかかったのですが、アップはすぐに売れました」(VWジャパン)と、驚いている。その要因は、149万円からの低価格と、「シティエマージェンシーブレーキ」の標準装備など充実した安全装備だ。

   VWジャパンが「現在、全力投球している」という「新型ゴルフ」は、6月25日に発売。予約販売の段階ですでに3000台を超え、1週間で3700台まで積み上げた。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中